3D プリンター買ってみた
Posted on Mar 11, 2019
自作したキーボードをここ数ヶ月ずっとメイン機で使っています。なかなかに良いです。で、「自分でキーボードケースとか印刷してみたいなぁ」と思ったこともあり、3Dプリンターの購入を決意。
今回は、その話。
3Dプリンター選び
結論から言うと、今回は、Creality Ender-3 にしました。
最初、Amazon や kakaku.com の売れ筋チェックしたのですが、どれが良いのかわからず。
その後調べたところ、Prusa i3 というのがオープンソースのプリンターとしてあることを知りました。Prusa i3 プリンター自体は10万円くらいで高いのですが、そのクローンは2万円台から買えるみたいだったので、その中から選ぶ事に。オープンソースなら、足りない部分はあとで改造すれば何とかなるだろう、と思いましたし。検討した機種は下記の6つ(全部がクローンなのかどうかは不明)。
- Anycubic i3 Mega:有名、セットアップが簡単
- Anycubic Mega-S:上記の改良版で、TPU の印刷できるようになってたり、フィラメント切れを感知できたり
- Creality Ender-3:Anycubic より1万円くらいやすいけど、組み立てが大変
- Creality Ender-3 Pro:Ender-3の改良版で、電源や印刷台のレールがマイナアップグレードしてる
- Creality CR-10S:Ender-3 より大きなサイズまで印刷できるバージョン
- x5s-400:さらに大きな40cm のサイズまで印刷できる大型プリンター
AnyCubic と Creality Ender-3 を比較した記事なんかは見つからなかったんですが、印刷性能はほぼ互角で、あとはセットアップの手間とかの違いだけみたいだったので、今回はお安い Ender-3 で。
Ender-3 と Ender-3 Pro の比較はこちらを参考に。印刷性能は変わらないとの事。ただ、買ってから気づいた事だけど、Pro の方は Y軸のレールが2つになってたりして、印刷台の安定性はそちらの方が良さそう。Pro でも良かったなぁ、と思う。
Ender-3 と CR-10 の比較はこちら。より大きなサイズのものが印刷できる。20cmよりも大きいサイズの物を印刷したい場合は、CR-10 または x5s を選んだ方が良さそう。例えば、60%サイズのキーボードのケースの印刷なんかにはこちらが必要。
なお、Prusia i3 は色々ハイスペックで、初心者向けみたいです。印刷性能はあんまり変わらんみたいですけど。
組み立て
AliExpress で発注してから、1週間ほどでブツが到着。100cmサイズのダンボールが届きました。
で、Ender-3 の鬼門?である組み立てですが、この動画を見ながらやると、1時間ほどでこんな感じ。正直、簡単でした。
組み立てた pic.twitter.com/7iKYrd6sxn
— ddsk (@dodosuke0920) 2019年3月9日
が、実際はここからがちょっと長かった。印刷する台がプリンターヘッドのXY軸の動きに対して平行でないといけないのですが、その平行を出す方法がマニュアルに記載されていない!
その後、小一時間さまよった挙句、この動画にたどり着き、無事解決。
象が焼きあがった。3時間かかったけど。 pic.twitter.com/8pPyFnhrB6
— ddsk (@dodosuke0920) 2019年3月10日
綺麗に印刷できてます。2万円で買ったオモチャですが、これだけ綺麗に印刷できるなら、十分かな。
後、上記の手間がめんどくさい!って思う方は、AnyCubicがいいんだろうな、と思います。
おまけ
今回、プリンターを AliExpress にある Creality のストアから直接買ったのですが、一つ誤算が。関税が発生し、本体価格に加え、追加で2000円ほどかかってしまいました。あんまり高額なものを海外から買ったことなかったので、関税のことをすっかり忘れていました。もし、Ender-3買おうと思ってるのであれば、日本の Amazon で買うのが安いし早いかもしれません。
以上。印刷したもの、なんかは、また別に機会に。
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