Ender-3 トラブルシュート

プリンタを買ってから、4ヶ月ほど経ちました。飽きることなく、まだ印刷しています。

で、ここ最近、うまく印刷できずに、ちょっと悩むことに。フィラメントが悪い!といって1-2本途中で捨てたりも(もったいない)。その後、いろいろ調べてみたら原因がわかったので、ブログに書いときます。

1ヶ月ぶりの内容が、またプリンターか!、ってのはありますが、一番アクセスあるし、ま、いっかな。

症状:フィラメント押出量不足

悩まされている症状は、Underextrusion(フィラメント押出不足) でした。要は、印刷物がスカスカでフィラメントとフィラメントの間に隙間がある感じ。例えば下の図の右側。一層下まで見えています。ちなみに右が改善したもの。

思いつく理由としては、フィラメントの供給が間に合ってない、とか、印刷速度に対してノズルの温度が低くてうまくフィラメントを加熱できていない、とかいろいろ理由はあるわけですが、今回は、押出し機が壊れてました。

Ender-3 に標準装備の押出機は、プラスチックに金属のインサートが多数使われた安っぽいものなんですが、押し出し時の圧力に耐えられず、プラスチックが壊れ、インサートごとローラーが回転。

で、Creality が出してる、アルミ製の押出機を導入。Aliexpress からだと、1000円もせずに購入できると思います。てか、最初からこれつけとけよ。

早速使ってみると、一個大きな変化が。それは、Underextrusion 時に、押出機のモーターが空回りすること。フィラメントを想定量押し出しすることができず、カチカチ、と音をたてて空回りするわけです。Underextrusion になっていることをリアルタイム通知機能が実装されました(笑)

てかまじで、最初からアルミの押出し機つけといて

原因:温度が低いのではなく、温度が伝わっていない

で、さらに調査を進めていくと、ノズルの温度が十分高いにも関わらず、Underextrusion になっている、ということが判明。フィラメントにノズルの温度がうまく伝わっていないわけです。

で、さらにさらにいろいろ調べてわかったことが、ノズルとPTFEチューブの間に隙間ができて、フィラメントが滞留しちゃってる、ってこと。供給しているフィラメントと加熱されているノズルが直接接触しないんで、思った通りにフィラメントが加熱されない状態になってたわけです。で、フィラメントを押し出しきれず、押出し機空回り。(これを無理やりノズル温度上げて解決しようとしていた。。。やばかった。。。)

実際に、こちらのノズル掃除方法を参考に掃除してみると、フィラメントの塊が出てきました。1ヶ月ほど前にPTFEチューブを交換したんですが、その際に隙間ができちゃってたんでしょう。

ちな、メンテナンスを容易にするナイスなアイデアが提案されているのですが、これはカプリコーンチューブ(PTFEより耐熱の高いチューブ)が来たらやろうと思います。

Cura の設定パラメータ最適化振り出しに戻る

ハードがまともになったので、やっとスライサーのパラメータ最適化できる状態に。

てか、上記の結論にたどり着くまで、プリンタの設定をあれやこれやといじくりまわしていたわけですが、すべて無駄に。俺の〇〇時間、返して

3Dプリンターでトラブった時は、まずはハードの問題を確認する、ってことを肝に銘じようと思います。。。

その後も、いろいろいじったんですが、忘れた(笑)。ま、印刷速度は 90mm/sec でもいけそうなんですが、失敗した時の精神的ダメージが大きいので、とりあえず、60 mm/sec デフォルトにしております。とりあえず、しばらくは現状のセッティングで様子見。

あと、印刷調整のため、同じ部品を何回も印刷しててわかったことですが、印刷ミスに関しても、だいたい毎回同じ箇所に出てきている(再現性がある)こともわかってきました。

面白い(めんどくさい)。


最後に一言。

Ender-3、シンプルでいろいろいじれて楽しいのですが、この機体、完全に 玄人向け ですね。

買った直後は思うように動くと思いますが、数ヶ月使い、パーツが摩耗し、メンテナンスが必要になってくるあたりから、その本性を表します。2万円ちょっとで買えて安いんですが、その後の改造費、メンテナンス費を考えると、Anycubic の評判のいいアレが十分買えるプライスレンジになるかと。あちらはノズルの近くに押出し機があるタイプなので、今回私が悩まされたようなことは起きない、気がします。

ま、こういう手のかかる可愛い子、が好きな人は、Ender-3 をお勧めします!


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