分離キーボード SP50 作ってみた
Posted on Apr 3, 2021
気が付いたら転職してから半年。。。
仕事関連のことをブログに残そうかなぁ、とずっと思ってるんですが、いろいろ書けないことも多く。。。
って、ことで、またキーボード(爆)。
分離型金属キーボードが欲しい!
以前のブログでもかきましたが、ここ1年くらいはずっと Polaris がメイン機でした。で、先日、久々に分離キーボードに回帰したわけですが、やはり、Polaris の打ちやすさが捨てがたく、また、Polaris に。
で、やっぱ、金属でかっちりした、分離キーボードが欲しいなぁ、と。Polaris の作者の ai03 氏が、ドンピシャの Orbit/Orbit-X を作っていたりはするのですが、今すぐほしい!ってことで、いろいろ探した結果、KRepublic の SP50 にたどり着きました。
ただ、このキーボード、ネットに全然情報がない!作ったぜ!みたいなのもあんまりない!
ま、でも、大した値段じゃないし、いっか、ってことで、ポチってみました。
SP50
片側 30 キー( 5 行× 6 列)の、50% タイプのキーボード。Preonic Keyboard を二つに割ったキーボードとも言えます。
SP50 Cases
ボディはアルミ製。作りはしっかりしてていい感じです。右側の上に KREPUBLIC のロゴがはいってます(正直いらない。。。)
重さは 400 g 弱。比較するもんがないので、重いのか軽いのかよくわかりません(笑)。
裏蓋はアクリルとステンレスの2枚構成。前者が LED 拡散用、後者が重りの代わり、といったところでしょうか。M3 の皿ねじ 4 つで固定されていますが、付属のねじの長さが足りず、何個か外れてました。あと、キーボード角度調整用のスタンドがついてます。6° くらいの角度はつきます。
スイッチプレートはアルミ製ではなく、ステンレス製。トップマウント型で、M3 の皿ねじ4つで両側を固定されています。あと、なぜか、穴が 4 つ開いています。PCB 固定用なのかもしれませんが、これも、また、要らない(笑)。
上部には接続用の穴が、右側に一つ、左側に二つ開いています。結構大き目。マグネット式のアダプタも使えるサイズです。
PCB
PCB は KRepublic でも買えるのですが、keeb.io でも買えます。おすすめは後者。
前者は、接続端子が mini-B な上に、ファームウェアが QMK ではなく BFace なため、いまいち。後者は、接続端子が type-c(キーボード間も、パソコンとの接続も)で、ファームウェアが QMK。スイッチが south-facing なのがちょっといまいちですが。
ビルド
スイッチプレートの穴は、プリンタで作った穴でふさぎつつ、KBDFans で買ったフォームを貼り付けました。スイッチは、Kailh Speed Copper をルブしたやつ。
MillMax 使ってホットスワップにしようかと思ったんですが、手持ちのストックもないし、ソケットの値段考えたら、新しく PCB 買って作り直してもいいかな、ってことで、はんだ付け。
で、蓋を占めて完成。
と、思いきや問題発生。右側の PCB はケースに入れるため、パソコンとの接続用の USB ポートを取り外してあります。そのため、ファームウェアが焼けないw
よくよく見ると、右側の PCB にだけ、コネクタが。たまたま一緒に買ってた type-c のブレイクアウトボードと、追加で購入したコネクタのおかげで、無事ファームウェア導入完了。
なお、付属のねじは全然信頼できない感じだったので、一部買いなおしました。
使ってみて
非常に良いですね。打鍵感も良いですし、音も良い。3D プリンタで作ったキーボードと比べて、やっぱ、音が一番の違いかも。
ステンレスプレートだと指が痛くなるかな、とおもってましたが、トップマウントのおかげかそんなこともなく。樹脂製とかアルミ製のスイッチプレートもいずれ試してみたいとは思ってます。
ケースが $70、PCB が $50 ってことを考えると、なかなかにお買い得なキーボードだと思います。金属分離キーボード試したい人には、おすすめ。
ではでは
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