2021年 総括
Posted on Dec 29, 2021
気がついたら 2021 年ももうすぐ終わり。今年の8月にまた転職(後述)したこともあって、今年は本当に一瞬だった。
ということで、2018年、2019年、2020年に引き続き、2021 年の振り返り。いつも通りだらだらと。
仕事:転職した(人生で 3 回目)
8 月に転職しました。結局、前職は 10 ヶ月で退職。ジョブホッパーの仲間入りです、はい。
前回の転職の時は、つらつらメモを書いたんですが、今回はあんまり書いておらず。ポジション2つ(本命と練習用の目黒の某 A 社)しか受けてないこともあったりして、なんか上手くブログに書けず。せっかくだし、この総括ですこしメモ残しておこうと思います。
元のお仕事は、決済関連の会社(というか、正味はモバイル決済に特化したシステム・インテグレータ)でした。とりあえず、前回の総括で自分が何をいっていたか、引用してみましょう(笑)。
仕事自体は、日本のアカウント・ディレクターとして、全然ベクトルの違う 3 つのプロダクトの新規顧客開拓をやりつつ、超重要な既存顧客の対応をする、っていう、かなりトリッキーなお仕事。日本は 2 名(上司と私だけ)しかおらず、マネジメント含め、開発や営業、運用チームは、みんな英国にいるため、彼らとのコミュニケーションが頻繁に発生するのも、なかなかに大変。しかも、新型コロナウイルスのせいで、実際に会って仲良くプロセスもスキップしてたりしますし。会社自体は、100 名弱の小規模で、業界トップでもありませんが、いい感じのマネジメントチームだし、今のところ気に入っています。上司も、かなり変わった経歴の持ち主で、一緒に働いていて面白いですし。
このあたりは今も認識あんまり変わってないですね。マネジメントチームは優秀というかまともというか成熟したチームだったと今も思ってます。さすが上場会社、って感じ。実際、社員を対象に実施した Engagement Survey の結果なんかは、好意的なレスポンスが80%超える感じで、すこぶる優秀でした。
トリッキー、ってところを少し補足。
この時の会社のプロダクトは、決済プラットフォーム(+システム・インテグレーション)。Amazon とか Google とかのグローバルな会社が、ローカルな決済手法(キャリア決済とか〇〇ペイとか、特定の国でしか流行っていない決済手法)を各国ごとに導入しようとすると、システム実装とかお金の移動を含めた運用のコストがバカにならない。そこで、決済プラットフォームを使ってもらって、グローバル企業・決済事業者両方のお手伝いをしよう、ってそんな感じのサービスです。
グローバル企業側や決済事業者側から「○○と接続したい」みたいなきっかけをベースに案件が進むわけですが、それだけだと、売上を積極的に伸ばせない。で、実際は、「〇〇と〇〇がつながるとすばらしいですよね!」的な企画を両サイドに同時並行的に提案していくことになり、鶏が先か卵が先か、的に、どちらとも少しずつ『握って」いって、案件を作っていくお仕事。商社的なお仕事(ただし、金はない)。おまけに、グローバル企業側は国を跨いだ(ミス)コミュニケーションも発生するので、そこも含めて調整が必要。
内外からのプレッシャーによるストレスで、私には正直無理でした。なので、早々に離脱。
ただ、この会社で働いたことは、非常に良い経験だったと思ってます。英語の環境で働いたこともそうですし、商社的な「持たざる者の戦い方」をすこし齧れたのは、非常に有益でした。あと、本社が遠くにあると、前前職以前のときに感じた「俺ならこうするのに」的な悩みから切り離される、ってのは、(ストレス減らすって意味で)良かったような気もします。
実際に働き始め、「私はこういうカオスなタスクの方が向いているのかな」と再認識。転職活動中は、もっとシステマティックな営業(SalesForceみたいなやつ)でのポジションを探していたはずなのですが(笑)。あと、これまでの「技術にかなりウェイトを置いたプロダクト」とはちがったプロダクトに関われているのは、営業の経験値を伸ばすっていう意味では良い気がします。技術ヘビーなプロダクトには、いずれ(5ー10年後とか?)また関われればいいかなぁ。
ということで、営業の経験値を稼ぐ前に、技術インテンシブな現職(英国拠点の量子コンピュータ関連スタートアップ)に転職。
科学のバックグラウンドと営業・事業開発経験が求められる、ということで、ドンピシャなポジション。量子コンピュータという旬(?)な業界。従業員の 2/3 が研究者、半分以上が PhD もち、という非常に変わった社員構成。おまけに 2021 年は合併なんかもあり、結構ドタバタ。2022 年以降は、売上のばすことへのプレッシャーも強くなりそう。
今回の転職が"キャリア的"に正しい意思決定だったかと言われると、正直わかりません。
引き続き、部下のいない非管理者ポジション。給料自体はものすごく上がったし、チームにもそこそこ貢献している気はするんですけど、5-10年後のキャリアは、量子コンピュータがどれくらい栄えるのかに大きく依存してますし、そうじゃなかった場合は、、、ま、今考えてもしかたない(逃)。
家庭:嫁が偉くなった
私がふらふらしている間に、あれよあれよと、嫁が会社の取締役に。すごい。かっこいい。そして、無茶苦茶忙しそう。
土曜日も仕事入ってたりして、最近は、東陽町とか門前仲町の駅前にある EXPLACE という託児機能付きのコワーキングスペースに、嫁・息子と一緒にお世話によくなってます。1時間あたり大人は 500 円、子供は 1000 円と比較的リーズナブルでして、月に 1 万円分くらい利用。
いまのところ、都内でこういう施設は、Tokyo Startup Station くらい(使ったことないけど)かな?もっと増えるとありがたい。
あ、息子くんは元気です。相変わらずかわいいです。
趣味:ゲームしすぎた
8 月以降、新しい分野だったこともあって、かなりお勉強(量子化学に始まり、量子情報、古典機械学習などなど)に時間を取られました。それ以外の時間は、ひたすらモンハン(ライズとアイスボーン)やってました(笑)。
2020 年までやってたアプリの開発は、全く進まず。たぶん 2022 年はやらない予定。健康管理(ダイエット)に注力したいと思います。肉体の老化が激しいので。
てな感じで 2022 年にもうすぐ突入。
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